名残の風鈴
- wabisuke

- 2022年9月3日
- 読了時間: 1分

夏になると、突然「あ!忘れてた〜」と急に思い立って飾る我が家の風鈴。でも、残念なことに夏の間、風鈴が自力で音を聞かせてくれる日はほとんどない。
日中は砂漠地帯。微風すら吹かない熱帯夜。だから、風鈴の音を聴きたい時には、自分から風鈴に近づき神社で参拝する時のように手で鳴らすことになる。
それでも京都に暮らしていた時よりは、関東の方が風を感じることが多い。よくよく地図を見ると、東京は大都市ながら東京湾が近いから?か、風が街の中に吹いているのを感じることが多い。昔、銀座を歩いたときに「あ!」という潮風の匂いにびっくりしたことがある。でも、確かに海からの風が入ってくる距離感だ。
さっき、風鈴が自力で細〜く鳴った。今日は涼しい風とともに、鈴虫も鳴いている。
季節が変わっていく。





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